『隣り合う、溶け込む』

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『隣り合う、溶け込む』

Satoko Taniguchi 『隣り合う、溶け込む』 

[ 会期 ] 2024 年 6 月 22 日 ( 土 )- 7 月 7 日 ( 日 ) * 月曜日は休館日 

[ 時間 ] 11:00-19:00 (18:00 以降はアポイントメント制となります。) 

[ 会場 ] 〒111-0031 東京都台東区千束 3-4-3 千束河合荘 3F

[ 問い合わせ ] es quart 

Tel: 03 6240 6889

Mail: info@esquartgalerie.com 




 


『隣り合う、溶け込む』 

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規則↔不規則 

規則↔別の規則 

模様↔無地 

作為↔無作為 

、、、、、、、、、、

 

違う世界が、隣り合う、溶け込む



 


[ 作家プロフィール ] 

谷口聡子 

 

武蔵野美術大学卒業。

在学中、桑田路子氏の授業で作品を制作し、

ニットの表現の可能性を知る。

桑田ニット研究所にて技術と知識を学ぶ。

棒針編みの手編みで造形物を制作し、現在に至る 



 


この度、es quart にて、作家 谷口聡子の個展を開催いたします。

谷口聡子は棒針の手編みで造形物を制作しております。

髪の毛より細い糸(昭和初期の日本の麻科の糸、 ベトナム , ダラットの織物工場からの絹糸)を用いて、一本一本糸を掬い上げる。

一日中手を動かして、ようやく数十センチ。時には規則的に編み上げた箇所に間違いが見つかり、数十センチ後戻り。。

気が遠くなるような時間、集中力を高めて細かい作業を延々と続けて生み出される作品群。

様々な編み地。微妙な植物染めの色合い。 微妙に変化していく形。

かすかで気づきにくいもの を、意思を持って、意識を集中させて見ると、見えてくる。

様々なものが機械的につくり出され、消費されていく今、

"人間の手"で生み出されるものの美しさ、尊さを、対比的に強く感じさせられる。

あらゆるものが自動化、効率化され、流れていく日々の中で、

一瞬立ち止まって、何か感じるきっかけになりましたら、大変嬉しく思います。

是非、会場にて、作品をご体感頂けましたら幸いです。



 




Art Deco Oak Dining Chairs by Charles Dudouyt

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