Light terminal by Jean Balladur

1969年、南仏ラ・グランド・モットの主要建築家 ジャン・バラデュール（Jean Balladur） によってデザインされた照明。

「BB」の愛称で知られるこのランプは、“Borne Blindée（装甲ボラード）”を意味し、彼の建築理念——構造と形態の融合——を小さなスケールで具現化したものです。

鋳鉄とラッカー塗装の金属によって構成されるそのボディは、堅牢さと彫刻的な美しさを併せ持ちます。

当時のオリジナルペイントを保った希少な一台であり、1970年代初頭のフランス・インダストリアルデザインを象徴する作品です。