solo exhibition / So Koizumi

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solo exhibition / So Koizumi

会期:2024 年 11 月 23 ( 土 ) ~12 月1日 ( 日 )

※11月25日(月)定休日

時間:11:00~19:00 (18:00 以降はアポイントメント制 ) 会場:es quart

住所:東京都台東区千束 3-4-3 3F

https://maps.app.goo.gl/53uRHJzphdoADB558

アクセス:日比谷線 入谷駅より徒歩 13 分、銀座線・浅草線 浅草駅より徒歩 20 分



 


小泉 創 デザイナー

2021 年に東京で SO KOIZUMI DESIGN 設立。

空間や家具など多岐にわたる領域のデザインを手掛けている中で、自身の思考や

実験的アプローチから生まれる作品を定期的に発表している。

Web:https://www.sokoizumi.com/ Instagram:https://www.instagram.com/so_koizumi_design/



 


デザイナー・小泉創(SO KOIZUMI DESIGN)は、2024年11月23日(土)から12月1日(日)まで、東京・台東区千束にあるギャラリー 「es quart」にて、自身初の個展を開催いたします。

2021年に設立された SO KOIZUMI DESIGN は、今年で設立 3 年目を迎え、今年 4 月にイタリア・ミラノで開催された「ALCOVA MILANO」

へ初出展し、多くの反響をいただきました。本展では、同イベントで発表された未来の化石化した姿を想像することから生まれた家具 「Fossilized Future」やテンセグリティ構造を活かした新しい構造の風鈴「SEVEN」のほか、過去に発表した家具「Polysemy」も展示され、

これまでの活動の軌跡をご覧いただけます。
また、ギャラリー「es quart 」の空間と調和したインスタレーションや、新作のオブジェクトも展示いたします。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。



 



Fossilized Future

「Fossilized Future」は、現代の資源が未来に化石化された姿を想像 することから生まれた家具のコレクションです。 現在の資源が化石化されるほどの未来には、今の社会はどのように 捉えられ、また今日の人 間のものづくりは、未来にどれほどの影響 を残せているでしょうか。これらの家具が化石として発見されるほどの 未来という視点から現代を俯瞰することで、新たな視点を提供します。

化石を過去の遺産ではなく、過去と未来を繋ぐメタファー、すなわち 来を作るものと捉えることで、現代で生み出されたものたちは、や がて未来を作るものと考えます。よってこれらの家具は、現代の身の 回りで生み出されたもので作られており、素材としては近所の森でナラ れによって伐 採された 木と、その周 囲の土のような で構 成され ています。この素材は土の成分である鉱物や炭だけでなく、籾殻やコー ヒーの出涸らし、野菜の皮など、日常で廃棄された自然物も生活の痕 跡として含まれており、言わば現代の土となるマテリアルを独自で 実験し開発をしました。 そしてこれらの素材からできた大きな塊を、デザイナー自身によりチェ ンソーを用いて切削することで生み出されています。それはまるで土中 に埋まった化石を発掘するような作業であり、現れた断面の発見をそ のまま生かしています。



 



SEVEN

「SE VEN」は、テンセグリティ構造を活かした新しい構造の風鈴です。 「安定と不安の間」をテーマにしたこの作品は、近年の不安定な社会 状況の中で、人や社会は常に安定と不安を行き交い、一喜一憂し漂 いながら生きている様子を反映しています。テンセグリティ構造は まさに現在の社会を具現化したように、安定と不安定の間を彷徨う構造

であり、その間には人の感情を動かす何かがあると考えています。 一見浮遊しながら安定しているように見えますが、風などの外部から の力が働くことで、均衡を保つために揺れが発生します。この揺れを音 に変換することで、空間に音色を響き渡らせ、日々の生活に癒しや彩 りを与えます。



 



Polysemy

 

「Polysemy」は 1 つの形状から置き方を変えることで、本棚やサイドテー ブルなどの様々な機能を兼ね備えるオブジェクトです。
Polysemy とは「多義:1 つのことが多くの意味を持っていること」を 意味します。通常人工的なものは、イスならイス、机なら机と、1 つ に対して 1 つの機能を持っていますが、「Polysemy」は機能を限定し ないことで、空間や場面に合わせて多様な使い方をすることが可能に なります。

ものをデザインする人とそれを使用する人の関係性は、デザイナーが 機能を与え、それを使い手が受け取るという一方的な関係になりがち です。しかしこの「Polysemy」は、デザイナーが規律と余白を与える ことで、使い手の想像力を引き出し、能動的にものを捉えさせ、結果 的に身の回りの空間を考えることが豊かさに繋がることを目指して います。



 


Talk Event

「So Koizumi solo exhibition」会期中、デザイナー/アーティスト・進藤篤氏と、編集者 /ライター・井上倫子氏をお迎えし、小泉創を交えた 3 者でトークイベントの開催も予定しております。 トークイベント終了後には、カジュアルなカクテルパーティーを予定しておりますので、ぜひこちらもご参加ください。 トークイベントでは、デザイナーがプライベートワークとしてものを作って、発表することに対しての意味合いや向き合い方に対して、実際 に発表をしているデザイナーに集まっていただき、心の内を聞いてみたり、それらを客観的に見たメディア側の本音を伺います。 トークイベントのお申し込みは下記 URL よりお願いいたします。

トークイベント 「表現の深層」

日程:2024 年 11 月 30 日 ( 土 ) 会場:es quart 3F ギャラリー 時間:16:30 ‒ 17:30
定員:約 20 名

参加費:無料
お申し込み方法:以下 URL よりお願いいたします。
https://peatix.com/event/4182331/view


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