U-Turn Ushiro Ceramic Exhibition 「うーたん陶芸:月の鏡」

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U-Turn Ushiro Ceramic Exhibition 「うーたん陶芸:月の鏡」

会期:
2022年11月26日(土)- 12月11日(日)

11:00-18:00 

*月曜定休

会場:
es quart 

東京都台東区千束3-4-3 千束河合荘2-3F

Te:l 03 6240 6889 

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この度、ギャラリー es quart では、「益子」を拠点とする陶芸家、うーたん・うしろ(@ushilaska)の作品展を開催いたします。
今回、es quartと親交かの深いアーティスト 花楓 (@_caede_)がレコメンドする作家としてes quart に提案を受け、本展を開催するに至りました。

花楓とのコラボ作品の他、器としての陶芸だけでなく、立体作品やガラス作品などと共に、会場には巨大なインスタレーション作品も展示予定。多彩な表現力が遺憾なく発揮される展示となります。

本展はうーたん・うしろによる一連の展示の中の一つに位置付けられ、そのストーリーにも注目です。

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[うーたん陶芸:月の鏡]

(前展までのあらすじ) 前回個展では凹凸(ボコデコ)と題し、存在と存在の間における「いるね」「いるよ」というシンプルなコミュニケーションのせめぎ合い、 熱から生じる緩衝地帯(The Buffer Zone)をテーマに陶芸・ガラス・映像作品を展示しました。

(今展について) 今回の展示では、存在と存在の間の直接的なやり取りとは異なる、媒介物を通じた間接的なコミュニケーションをテーマにしています。 太陽の光を月を通して観たり、思いや願いを身ぶりや言葉、作品にするなど、何かを経由することでやり取りの熱に潤いが加わるように 思います。

今回の展示に向けてアーティストの花楓さんと対話を続けてきました。 はっきりとした意味を持つ言葉を交わすだけでなく、メールの絵文字をはじめ、詩や写真、花楓さんが作った粘土の器を削って焼いた りなど、間に何かを挟んだやり取りが多く、印象的な体験でした。 それはお互いを柔らかく反射する鏡を通じたコミュニケーションのように感じ、大変興味深いものでした。 今展では、その過程で最終的に発生した花楓さんとのコラボレーション作品を展示します。 また、自作の穴窯で焚いた陶器をはじめ、ガラスやその他の素材など、粘土以外の素材を通じて制作した陶芸作品や、平面作品、立体 作品を展示予定です。

鏡を見ればはっきりと自分が写りますが、角度を変えるとそこには全く別のあらゆるものが写ります。 そして、月には何かがはっきりと写ることはありませんが、太陽と地球をつなぐ鏡であり、どこかに通じる穴のようでもあり、器もそのよう に感じます。

前回と今回の2つの展示を通じて、存在と存在のコミュニケーションのあり方を探ります。

うーたん・うしろ

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[作家プロフィール]

うーたん・うしろ / U-Turn Ushiro

レスキュー隊員として消防署に勤務する中、陶芸に出会い作陶を始める。
2021年、栃木県益子町に自作の全地下式穴窯を築窯。
山で堀った土や石を使い、薪をくべて器を焼く。
何かが燃える時の光や音、溶けて崩れる様子に注目し、陶芸作品の制作を中心に創作活動を展開。
舞踊、ヨガをライフワークとし「踊り」と「ものづくり」の交点から、現代におけるシャーマニズムの実践・研究に取り組む。

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花楓 / Caede

東京都出身。13歳でのモデルデビュー以降、多くの女性誌やCMなどで活躍。2015年からはコラージュアーティストとしても活動する。



 











Vase by Hiroki Kanazawa

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